mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

「民具のミカタ博覧会」(国立民族学博物館)の公式図録『民具のミカタ博覧会 見つけて、みつめて、知恵の素』

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民具のミカタ博覧会 見つけて、みつめて、知恵の素: デザインから読み解く、日本と世界のくらしの造形

民具のミカタ博覧会 見つけて、みつめて、知恵の素

誠文堂新光社は、2025年3月21日(金)に、日髙真吾氏、加藤幸治氏編集で国立民族学博物館、武蔵野美術大学美術館・図書館監修による、民具の“かたち”をデザイン的な視点をヒントに解き明かす展覧会「民具のミカタ博覧会」(国立民族学博物館)の公式図録『民具のミカタ博覧会 見つけて、みつめて、知恵の素』を発売した。

 


民具は、日常生活で必要なものとしてつくられ、使われてきた暮らしの造形であり、身近な素材を活かす知識や技、人びとが育んできた自然観や世界観にふれることができる。

また、民具は、研究者が旅をし、さまざまな地域の生活文化と出会いながら収集され、博物館のコレクションへと発展。

 


本書では、1970年の大阪万国博覧会(Expo' 70)のために世界各国で収集された世界の民具と、その同時代に日本文化の多様性に目を向けて、全国規模で収集された武蔵野美術大学所蔵の日本の民具から、選りすぐりの民具を紹介。

 

数多くの切り口から、世界と日本の民具の魅力を「見つけて」、ひとつひとつ「みつめて」、そこに「知恵の素」を探っていく。

 

 

日髙真吾Profile●国立民族学博物館 学術資源研究開発センター長・教授。元興寺文化財研究所研究員を経て、2002年より現職。博士(文学)。民俗文化財の保存修復方法や博物館における資料保存に関する研究をおこなう。主な著書、編著書に、『女乗物―その発生経緯と装飾性』(東海大学出版会、2008年)、『博物館への挑戦―何がどこまでできたのか』(三次企画、2008年、園田直子と共編)、『記憶をつなぐ―津波災害と文化遺産』(千里文化財団、2012年)、『災害と文化財―ある文化財科学者の視点から』(千里文化財団、2015年)、『継承される地域文化-災害復興から社会創発へ』(臨川書店、2021年)など。


加藤幸治Profile●武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程教授、同美術館・図書館副館長。専門は民俗学(民具研究)、博物館学。博士(文学)。和歌山県立紀伊風土記の丘学芸員(民俗担当)、東北学院大学文学部歴史学科教授(同大学博物館学芸員兼任)を経て、2019年から現職。主な著書、監修書に民俗学 フォークロア編 過去と向き合い、表現する』(武蔵野美術大学出版局、2022年)、『民俗学 ヴァナキュラー編 ―人と出会い、問いを立てる』(武蔵野美術大学出版局、2021年)、『民具のデザイン図鑑』(誠文堂新光社、2022年)など多数。

 

『民具のミカタ博覧会 見つけて、みつめて、知恵の素』目次抜粋

はじめに

序論

第1章かたちと身体性

雪の歩きかた/液体を運ぶ/シェアして育む絆/鉢のシンプルさ…

column EEMとEXPO ’70、そして国立民族学博物館

第2章ユーモアと図案

怖くない獅子/ツノの表情/掲げて威勢を誇る/蛇行や渦巻きの模様…

column 生活文化研究会と日本観光文化研究所

第3章 見立てと表象

夢に見た風景/小さいことは良いことだ/球体を彩る造形/のっぺらぼう…

column 民具コレクションの活用

column コレクションのデジタル化と発信

おわりに

掲載資料一覧

 

 


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