LegalOn TechnologiesのAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」がモリサワに採用
LegalOn Technologiesは、文字の力で情報伝達を支え、多彩なフォントや文字組版技術を提供するリーディングカンパニーのモリサワに、法務業務全体を包括的に支援するAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を導入されたことを発表した。
「LegalOn Cloud」導入背景・選定理由
1.導入背景・理由
モリサワの法務部門では、契約審査業務の重要性や比率が高く、業務の品質維持と効率化の両立が課題となっていた。従来は定型的な審査業務に多くの工数を要し、限られた人員で社内の法律相談対応やコンプライアンス推進等、人材育成支援に十分なリソースを割くことが困難な状況だった。そこで、スピードと精度を兼ね備えた定型業務の自動化によって、契約審査以外の業務に注力できる環境の実現を目指すため、「LegalOn Cloud」の導入を決定。
2.今後期待すること
AI技術の発展には凄まじいものがあるが、社内外の複雑な状況・背景を踏まえてリスクマネジメントや交渉を行うにあたっては、これからも、AIだけではなく、十分な知識・経験・人脈を十分に備えた法務人材の力が必要になってくると考えている。「LegalOn Cloud」が法務担当者のスキルを補完・補強し、契約リスクの発見能力向上、人材育成に寄与することと、法務部門全体の業務効率化と品質の底上げに繋がることも期待している。
AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」について
これまでのリーガルテックとは異なる、企業法務のための全く新しいAIテクノロジープラットフォームです。「LegalOn Cloud」のお客様は、マターマネジメント体制、コントラクトマネジメント体制、契約審査体制、Contract Lifecycle Management(CLM)体制、法令調査体制、法律事務所作成の法律文書の書式の利用体制、等のさまざまな体制を、お客様の需要に応じて同一プラットフォーム上で自在に構築することが可能です。同時に、「LegalOn Cloud」上で業務を行うことで、自然とナレッジが蓄積され、AIが自動で整理。欲しい情報を欲しい時にAIがレコメンドする、これまでにない次世代のナレッジマネジメントを実現します。「LegalOn Cloud」はまったく新しい法務業務の執務環境を提供します。
株式会社LegalOn Technologiesについて
株式会社LegalOn Technologiesは、法的知見とAI分野における高い開発力を持つリーガルAIカンパニーです。2017年の設立当初よりAIを搭載したリーガルテックサービスの開発に注力し、現在では法務業務を全方位でカバーするAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」、グローバル向けのAI契約レビューサービス「LegalOn Global」など、グローバルにおけるリーガルテックサービスの有償導入社数は7,000社(2025年3月末時点)を突破している。
2025年1月から事業をコーポレート全域に広げ、AIカウンセル「CorporateOn」を提供しています。自然言語処理分野における機械学習アルゴリズムや、大規模言語モデル(LLM)など最新鋭のAIを製品開発に取り入れ、幅広いソリューションの提供を実現している。