モリサワが佐賀県上峰町の中心市街地活性化事業としてオリジナルフォント「カゼマチ明朝」を開発!町のあらたなランドマーク「道の駅かみみね」に採用
モリサワは、佐賀県上峰町の中心市街地活性化事業として、まちづくりの想いを視覚的に表現したオリジナルフォント「カゼマチ明朝」を開発した2025年5月26日に発表した。
▼カゼマチ明朝が使用された「道の駅かみみね」の案内サイン
上峰町中心市街地活性化事業は、佐賀県上峰町および民間事業者による合同会社つばきまちづくりプロジェクトが取り組む事業。
カゼマチ明朝は、つばきまちづくりプロジェクトとともにデザインの検討を行い、やわらかな印象と自然な温かみを感じさせる「A1明朝」をベースに開発を進めてきた。
線が交差する部分には“墨だまり”の表情が再現され、やや平体ぎみのプロポーションとなっていることが特徴で、独特の味わいを感じさせるカゼマチ明朝は、まちづくりのコンセプトである『自由が吹く。』という言葉とも呼応するデザインとなっている。
オリジナルフォントの導入により、景観としての統一感や地域ブランディングの効果が高まることはもちろん、住民の地域への愛着やアイデンティティがより一層醸成されることを目指している。
今後は施設内外の案内サインや看板、キャプションなど、さまざまな場面でこのフォントが活用される予定となる。
モリサワ
「文字を通じて社会に貢献する」を社是に研究・開発を続けているフォントメーカー。2,000書体以上が使えるフォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」や、全58書体のUDフォントがOffice製品で利用可能な「MORISAWA BIZ+」、Webフォントサービス「TypeSquare」など、利用環境に合わせたフォントサービスを提供している。コーポレートフォントや製品サービス向けの専用フォントなど包括的な利用の提案も行っている。