mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

膨大な資料から精緻に整理・集成したスピーカー百科事典

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スピーカー技術の100年Ⅲ ステレオの時代と日本製システムの変遷

誠文堂新光社は、2020年12月17日(木)に、著書である佐伯多門氏が蒐集した膨大な資料をもとに精緻に整理・集成したスピーカーの百科事典「スピーカー技術の100年Ⅲ ステレオの時代と日本製システムの変遷」を発売した。


「スピーカー技術の100年Ⅲ ステレオの時代と日本製システムの変遷」は100年におよぶ欧米と日本の歴史的スピーカー技術と製品を、筆者が蒐集した膨大な資料をもとに精緻に整理・集成し、詳細に紹介しており、学術的価値の高いものであると同時に、系統的研究発表として日本初の内容となる。ここまで膨大な資料を紹介する書籍は他に類を見ないだろう。


第3分冊目の「スピーカー技術の100年Ⅲ ステレオの時代と日本製システムの変遷」は以下のような内容の3章立てで構成。

 

第11章
ステレオ時代の到来にともなってスピーカーシステムに小型化の要求が起き、それに対応した完全密閉型の「アコ・サス」を米AR社が開発しました。世界中のメーカーが採用した「アコ・サス」方式の小型スピーカーを紹介。

 

第12章
日本のオーディオメーカーのスピーカーシステム主要製品とその技術解説している。これは日本のオーディオメーカーの発展史でもあり、これまで明らかにされてこなかった技術資料も多数収録。

 

第13章
音楽ソフトの発展にともなって、その再生に適したスピーカーシステムが開発されていった歴史を紹介している。

 

「スピーカー技術の100年Ⅲ ステレオの時代と日本製システムの変遷」は、オーディオファンはもちろん、オーディオの歴史を知りたい方に、最適の一冊となる。

 

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佐伯多門Profile●三菱電機で業務および民生スピーカー企画を担当しヒット作を連発.在職中『スピーカー&エンクロージャー百科』監修.退職後スピーカー技術の研究を,MJなどのオーディオ誌に発表.内外から非常に高い評価を得ている。本シリーズ既刊として2018年に『スピーカー技術の100年 黎明期~トーキー映画用』、2019年『スピーカー技術の100年Ⅱ 広帯域再生への挑戦』を上梓

 

 

「スピーカー技術の100年Ⅲ ステレオの時代と日本製システムの変遷」目次抜粋

カラー口絵 日本のオーディオ隆盛期のスピーカーシステム
第11章 ステレオ再生黎明期のスピーカーシステムの形態とアコサス方式の動向
第12章 わが国主要メーカーの高品位ステレオスピーカーシステムの製品と技術(1965?2000年代)
「パイオニア」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「テクニクス」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「ダイヤトーン」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「ソニー」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「Lo-D」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「オンキヨー」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「ヤマハ」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「ビクター」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「コーラル」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
「フォステクス」の高品位再生用スピーカーシステムの変遷
第13章 音楽ソフトの変化にともなう再生方式の最適化を求めたスピーカーシステムの対応


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