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- パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales)
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パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales)
[オススメ度]
★★★★☆
[スタッフ]
監督: ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
脚本:ジェフ・ナサンソン
[出演]
ジョニー・デップ、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオ、ケヴィン・マクナリー、ジェフリー・ラッシュ
[上映時間]
129分
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales)概要
2003年『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』から始まった、ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」からちゃくそうをえたインスパイアされたジョニー・デップ主演の大人気シリーズの5作目。
今作では、シリーズ3作目「ワールド・エンド」にて、フライング・ダッチマン号の呪いで10年に一度、1日しか陸に上がれない呪いに縛られてしまったウィル・ターナーの息子であるヘンリー・ターナーが登場。父の呪いを解くため、「最後の海賊」だけが見つけることができるという「ポセイドンの鉾」を手にいれようとジャック・スパロウや天文学者カリーナ、またジャックの宿敵であるバルボッサも連れ立ち、大海原に繰り出していく。
オーランド・ブルームのおっさん化
またシリーズファンに嬉しい情報として3作目まで出演していたオーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーやエリザベス・スワン演じるキーラ・ナイトレイも出演している。ロード・オブ・ザ・リングで美しい青年エルフ「レゴラス」を演じていたオーランド・ブルームがすっかりガタイの良いおっさんになってしまっていたことに時代を感じざるおえません!
迫力あるアクションシーンに加え、泣けるシーンもあった良作だった。
スタッフロール後にシリーズ6作目への伏線も用意されているので、スタッフロールが終わるまでは席を立たないことをお勧め。
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊をずぶぬれ4DXで!
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は、海を舞台とした映画ということで、4D上映では特別に水量が通常の200%!の「ずぶぬれ」4Dが観られるということで話題になっている。蒸し暑い夏にずぶぬれ上映も良いかもしれない。土曜日がちょうど1日の映画の日であり、府中のTOHOシネマズで鑑賞したが、4DXの上映は全て予約完売していたので断念した。ちなみにずぶぬれ4DXは、日本だけらしい。
デッド・メン・テル・ノー・テイルズの意味
原題になっている「デッド・メン・テル・ノー・テイルズ」を日本語にすると「死人に口無し」を意味している。そして「死人に口無し」とは、死者は何も語れないので何の証言も釈明もできない、口のきけない死者は生きた者の思うように利用されやすいということの意味。
顔面が怖いキャプテン・サラザール
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今回の敵はキャプテン・サラザール。ジャック・スパロウに強い恨みを持ち、亡霊と化した海賊処刑人キャプテン・サラザールが魔の三角水域から蘇って、海賊達を殺しまくっていく。演じるのは前作「命の泉」で女海賊アンジェリカを演じたペネロペ・クルスの旦那さんハビエル・バルデム。ハビエル・バルデムといえばノーカントリーで家畜銃をぶっ放す殺し屋アントン・シガーが鮮烈だった。ハビエル・バルデムは強面過ぎて顔面が怖い。
▼ノーカントリー
荒野で狩をしていたベトナム帰還兵のモスは、偶然ギャングたちの死体と麻薬絡みの大金200万ドルを発見。 その金を奪ったモスは逃走するが、ギャングに雇われた殺し屋シガーは、邪魔者を次々と殺しながら執拗に彼の行方を追う。事件の発覚後、保安官のベルは二人の行方を探るが、彼らの運命は予測もしない衝撃の結末を迎え・・・。
キャプテン・バルボッサが大活躍
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名優ジェフリー・ラッシュが演じるキャプテン・バルボッサ。これまでのシリーズに全て出演しているが今作では遂にジャック・スパロウを食う活躍ぶりだった。
ポール・マッカートニーも出演
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恒例となりつつある大物ミュージシャン枠として、これまでザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがジャックの父親「キャプテン・ティーグ」役で出演していたが、今作・最後の海賊ではポール・マッカートニーがジャック・スパロウのおじ役「アンクル・ジャック」として出演している。
ポール・マッカートニーの出演はジョニー・デップ自らがポール・マッカートニーの携帯電話にテキストメッセージで連絡してオファーしたそうだ。
▼ポール・マッカートニーとの共演につていのジョニー・デップのコメント
「ジャックが牢獄でおじのジャックと鉢合わせするという奇妙なアイデアが僕の頭に浮かび、その役にはポール・マッカートニーがぴったりじゃないかと思ったんだ。彼は世界一優しい人物で、間違いなく最高の才能を持つ人物だけど、僕から彼に尋ねるだけの勇気が湧くかどうかちょっと不安だったよ。だけど、とにかく尋ねてみたんだ。
僕は本当に幸運だよ。これは素晴らしい賜り物さ。僕のためにポールがやってきて、演技をしてくれたなんて、本当にとんでもないことさ。彼が自分自身の役以外で映画に出たのはこれが初めてなんだ。彼はこれまでキャラクターを演じたことはなかったんだよ。ポールが出演してくれたことを、僕は一生絶対に忘れないよ。ポールはビートルズで世界を変えた。彼は文化を変えた。そして今でも歌い続けている。彼こそが本当のインスピレーションさ。そんな偉大な男だから、僕は彼から永遠に目を離せないんだ。」
カリブの海賊が性差別とされ、内容が変更に…
またカリブの海賊に関してこんなニュースが飛び込んできた。
カリフォルニア州アナハイムのディズニーランド内の「カリブの海賊」で、花嫁オークションシーンが性差別にあたるという近年の指摘の声から、内容が変更されることが7月3日に発表された。
このシーンは、「オークション - 娘を買って花嫁に」という横断幕が掲げられ、赤毛の女性が村の娘たちをロープでつないで海賊を相手にオークションするさまを描写したシーンで50年にわたり公開されてきたシーンだったが、女性に対する性差別だとして批判の声が高まっていたのを受けて変更となる。
カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドで2018年までに同シーンを変更するほか、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドおよびフランスのディズニーランド・パリにある「カリブの海賊」でも同じ措置をする予定とのことで、花嫁オークションは戦利品オークションという描写に変更となるようだ。
その他にもこれまでも性差別として海賊が村の女性たちを延々と輪をかいて追い回すシーンが、女性に食事のトレーをもたせ、海賊は単におなかが減っているから彼女たちを追い回しているというシーンに変えられていた。
また、2006年には『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの人気キャラクター、ジャック・スパロウ、バルボッサが追加されている。
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孤高の海賊ジャック・スパロウの過去を知る最恐の敵、“海の死神"サラザールが解き放たれた時、海賊全滅へのカウントダウンは始まった。ジャックがサラザールの復讐から逃れる方法はただひとつ。<最後の海賊>のみが見つけ出せる伝説の秘宝<ポセイドンの槍>を手に入れること。かつてジャックと冒険を共にしたウィル、その息子ヘンリー、女性天文学者カリーナ、宿敵バルボッサなど、様々な運命が交差する中、最後に宝を手に入れるのは誰か?そして、ジャックVS海の死神の決戦の行方は?すべての謎が明かされる<最後の冒険>が、ついに幕を開ける!
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1. 死人に口なし
2. サラザール
3. 女は望遠鏡に触るな
4. ポセイドンの槍の噂
5. 魔の三角海域
6. シャンサ
7. 海賊から殺して
8. ダイイング・ガル号
9. エル・マタドール・デル・マール
10. スズメを殺せ
11. 船は海が必要
12. 北の空で1番明るい星
13. ツケを払ってもらう
14. 海の力
15. 俺の宝
16. わたしはバルボッサ
17. 水平線のはるか彼方へ
18. 彼こそが海賊 (リミックス by ハンス・ジマー vs ディミトリ・ヴェガス & ライク・マイク) (ボーナス・トラック)
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊を楽しむために前作までをおさらいしよう
▼シリーズ1作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」
ブラックパール号を率いる冷酷な海賊の船長バルボッサが町を襲撃し、総督の娘エリザベスがさらわれる。密かにエリザベスに恋心を抱いていたウィルは、一匹狼の海賊ジャックと手を組み、彼女を救い出すことに。呪いによって生きた屍と化していたバルボッサと船員たちの狙いは、エリザベスが身に付けている黄金のメダル。
そしてその最後の持ち主だったウィルこそが、死よりも苦しい地獄のような呪いを解く鍵となる。ブラックパール号を奪われた過去を持つジャックは、復讐として一発の銃弾をバルボッサに撃ち込むが―。
▼シリーズ2作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 」
ジャックが13年前に自らの魂と引き換えに、深海の悪霊デイヴィ・ジョーンズと交わした<血の契約>の期間が終わりに近づいていた。デイヴィ・ジョーンズの幽霊船で永遠の労役に服すという地獄から逃れるため、ジャックは<死者の宝箱(デッドマンズ・チェスト)>を追いはじめる。また結婚式の直前に、ジャックの逃亡を助けた罪で捕えられたウィルとエリザベスも、抗うことのできない運命に操られこの冒険に巻き込まれていく。その時、カリブの海に封印された恐るべき秘密が甦ろうとしていた―。
▼シリーズ3作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
七つの海を駆けめぐった海賊の時代が終わろうとしていた。世界制覇をもくろむ東インド会社のベケット卿に対抗するには、9人の“伝説の海賊"を招集し、世界中の海賊たちを蜂起させて決戦を挑むのみ。しかしその鍵を握る9人目の人物こそ、“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー(海の墓場)"に囚われているジャック・スパロウだった。エリザベスとウィルは、甦った不死の海賊バルボッサと共に、ジャック奪還の手掛かりを握る中国海賊の長サオ・フェンの元へ。彼らの運命が再び交差する時、海賊史上最初にして最後の決戦がはじまる―。
▼シリーズ4作目「パイレーツ オブ カリビアン 生命の泉 3D [Blu-ray]」
孤高の海賊ジャックの前に、過去にジャックが愛した女海賊アンジェリカが突然現れる。
彼女が敵なのか、味方なのかも分からないまま、ジャックはアンジェリカと共に、永遠の命をもたらすという伝説の<生命(いのち)の泉>を探す旅に出る。その頃、史上最恐の海賊“黒ひげ"や、海軍に寝返った元海賊バルボッサも、この禁断の宝を求めて動き出していた。彼らの行く手を阻むのは、<生命の泉>の鍵を握る美しくも恐ろしい人魚たち。
それぞれの野望と裏切りが渦巻く中で、<生命の泉>に辿り着くのは一体誰なのか…?