mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

31人の男と1人の女による無人島生活・東京島

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東京島

クルーザーで夫と世界一周旅行に旅立った女性が、嵐に遭い、漂流した後に無人島に辿り着く。その無人島に与那国島でのブラックすぎる労働に耐えかねて逃げ出した23人のフリーターたちも途中で台風に遭い、漂着してしまう。脱出不能な島で唯一の女になった女性が、女である事を利用して生き抜いていくといったサバイバル小説で、その後、中国人などの男も漂流し、男は31人に増えるが、女は1人のままという状況となる。

木村多江主演でその後、実写映画化もなされた。

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東京島 (新潮文庫)
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清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震える──。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世記。谷崎潤一郎賞受賞作。

 

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東京島
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「いる、いらない、いる・・・」と、清子は荷作りし夫婦で記念旅行へ。途中で嵐に遭い、清子と夫は無人島に漂着した。
旅行前はただただ夫に従うだけの主婦、清子だったが、意外にもサバイバル能力を発揮。一方、夫は日に日に衰弱していった。
救助を待つ日々の中、16人の若い男たちが漂着。さらには、密航に失敗した6人の中国人も加わり奇妙な共同生活が始まった。
ある日、夫が謎の死を遂げ、清子は島で“ただひとりの女”として崇められるようになる。だが、このバランスが島の暮らしを少しずつ崩していくのだった。
争いを避け、ルールをつくり島に安住しようとする若い男たち。生命力に溢れ生存能力があり脱出計画も企てる中国人。
相容れない2つのグループの間を渡り歩き、本能に従い何があろうとも脱出すると心に誓う清子。だがその決意は波にかき消され予想だにしない出来事が清子に降りかかる!?
果たして、清子は東京島から脱出できるのかー 

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