あまがえるのかくれんぼ
世界文化社は作:たてのひろし氏、絵:かわしまはるこ氏による2019年2019年5月9日(木)に発売した絵本「あまがえるのかくれんぼ」の3刷重版を決定したことを2019年8月2日に発表した。
作:たてのひろしProfile●1968年、神奈川県生まれ。絵本作家・生物画家。幼少期より、熊田千佳慕氏に師事。美しい細密画で多くの人々を魅了している。『つちはんみょう』(偕成社)で小学館児童出版文化賞を受賞。その他の作品に、『しでむし』『ぎふちょう』(偕成社)、『はっぱのうえに』(福音館書店)などがある。
絵:かわしま はるこProfile●1967年、埼玉県生まれ。生物画家。2006年より舘野 鴻氏に師事し、昆虫や植物などの観察法や生物画を本格的に学ぶ。絵本に『せみのこえ』(福音館書店) 挿絵に『野が集まる庭をつくろう』『世界の美しき鳥の羽根』(誠文堂新光社)などがある。
一人の少年が21万冊の中から選んだ本は当初非売品だった「あまがえるのかくれんぼ」
「あまがえるのかくれんぼ」は当初、園向けの直販商品(ソフトカバー)だったが、非売品として置いていた丸善飯能店でのあまりの人気ぶりから書店員の署名運動が開始され、ハードカバー版として出版することになった。
「あまがえるのかくれんぼ」は、小学館児童出版文化賞受賞作家である、たてのひろし氏と、生物画家であるかわしまはるこ氏が初めて描く “会話するカエル”の物語。子どもから大人まで楽しめる心温めるストーリーを描いている。新聞書評・ラジオなど各メディアでも話題となり、今回の重版が決定した。
絵本「あまがえるのかくれんぼ」が生まれた背景(丸善 丸広百貨店飯能店・福島亮子氏の談話より)
著者のかわしまはるこさんと御縁があり、ソフトカバーの『あまがえるのかくれんぼ』を、地元の絵本作家さんの紹介として置くことになりました。かわしまさんが師事する舘野鴻さんの本の隣りに並べ、その際、書店流通の本ではない為「非売品」とさせて頂いたのです。そんなある日、一人の少年(8才)が「あまがえるのかくれんぼ」をレジに持ってきて、「この本が欲しい!」と離しません。お母さんが非売品だからほかの本をと言ってもダメです。
ふと見ると、その子のTシャツにも靴にもかえるの絵が……。うちの本屋には約21万冊の本があるのに、少年にはその1冊しか目に入らない様子です。私は、かわしまさんから自分用にと頂いた1冊を、かえる好きの少年にあげることにしました。
その後、何人ものお客さまが手にされ、少年と同じことを言いました。そんなに心惹かれる魅力的な本ならば、是非、ハードカバーにして皆さまの手にという気持ちが、署名運動に繋がり、形となることになったのです。
「あまがえるのかくれんぼ」あらすじ
あまがえるのラッタ、チモ、アルノーの3匹がかくれんぼをして遊んでいると、ラッタの体がへんな色になってしまいました。一体どうしてしまったのでしょうか?小学館児童出版文化賞受賞作家・たてのひろしと、生物画家・かわしまはるこが初めて描く “会話するカエル”。愛しき小さな者たちの成長の物語。
絵本「あまがえるのかくれんぼ」4刷重版が10月15日に決定!書店員の署名運動エピソード動画も公開中。
株式会社世界文化社は、2019年5月に発売した絵本「あまがえるのかくれんぼ」の4刷重版を決定したことを10月15日に発表した。
署名運動から生まれた絵本「あまがえるのかくれんぼ」は、当初、保育園・幼稚園向けの直販商品(ソフトカバー)だったが、非売品として置いていた丸善飯能店でのあまりの人気ぶりから書店員さんの署名運動がはじまり、ハードカバー版として出版することになった。「あまがえるのかくれんぼ」は、小学館児童出版文化賞受賞作家である、たてのひろし氏と、生物画家である、かわしまはるこ氏が初めて描く “会話するカエル”の物語。子どもから大人まで楽しめる心温めるストーリーを描いています。新聞書評・ラジオ・テレビなど各メディアでも話題となり、今回の重版が決定。また、絵本情報サイトの「絵本ナビ」では、編集部が推薦するNEXTプラチナブックにも選定された。
▼署名運動のエピソード動画
▼(著者インタビュー動画)著者のお二人が語るこの絵本に込めた想い
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あまがえるのラッタ、チモ、アルノーの3匹は、かくれんぼが大好き。いつものように遊んでいると、ラッタの体がへんな色になっていました。一体どうしてしまったのでしょうか。小学館児童出版文化賞受賞作家舘野鴻と、生物画家 かわしまはるこが初めて描く “会話するカエル"。愛しき小さな者たちの成長物語。
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